新規事業が、思うように伸びない。
展示会にも出た。資料も作った。広告も試した。営業も動いている。問い合わせは少しあるが、商談に進まない。商談にはなるが、検討が止まる。反応はあるのに、継続的な受注や利用につながらない。
現場では、次の打ち手が次々に挙がります。
広告を増やすべきか。LPを直すべきか。営業資料を変えるべきか。価格を見直すべきか。代理店を探すべきか。SNSやコンテンツを始めるべきか。
どの打ち手にも意味はあります。
ただ、新規事業が伸び悩んでいるとき、打ち手を増やすほど、かえって判断が難しくなることがあります。
何が効いているのか。何がずれているのか。顧客が価値を感じていないのか。価値はあるが、伝え方が届いていないのか。届ける相手が違うのか。接点が違うのか。そもそも、社内で想定していた顧客と、実際に反応している顧客がずれているのか。
施策を動かしているのに、学びが残らない。
これが、新規事業のテコ入れを難しくします。
既存事業であれば、顧客像、購買理由、営業の流れ、意思決定者、比較対象がある程度見えています。その前提があるからこそ、問い合わせを増やす、商談化率を高める、コンテンツを整える、営業とマーケティングをつなぐといった改善が機能しやすくなります。
一方で、新規事業では前提がまだ固まりきっていません。
想定していた顧客が、本当に困っているのか。困っているとしても、それは今すぐお金を払って解決したい課題なのか。誰が導入を決めるのか。どの言葉なら伝わるのか。どの接点で出会うべきなのか。既存事業の顧客理解を、そのまま使ってよいのか。
この問いに答えきれないまま施策を積み上げると、反応が少ない理由が見えにくくなります。
広告が弱かったのか。LPが弱かったのか。営業資料が弱かったのか。価格が高かったのか。そもそも、届ける相手と価値の文脈がずれていたのか。
ここが整理されないまま次の施策に進むと、事業として何を学んだのかが残りません。
新規事業のマーケティングは、打ち手を積み上げることだけではありません。
対象を学びながら、価値の伝え方と接点を更新し続けることです。
新規事業が伸び悩んだときに必要なのは、気合いで施策を増やすことではありません。誰に、何を、どのような文脈で届けるべきかを点検し直し、次の判断につながる学習の起点を揃えることです。
「新規事業が伸びない」という状態は、単に成果が出ていない状態ではありません。
何を検証できていて、何がまだ分かっていないのかが曖昧になっている状態でもあります。
だからこそ、最初に見るべきなのは、施策の量ではなく構造です。対象理解、価値の言語化、接点設計、KPIと学習サイクル。この4つを点検することで、テコ入れの優先順位が見えやすくなります。
新規事業がスタックする理由
新規事業が止まって見えるとき、表面上はさまざまな問題として現れます。
問い合わせが増えない。商談が進まない。既存顧客には説明できるが、新しい顧客には伝わらない。営業担当によって話し方が変わる。広告や展示会を試しても、次の判断につながる材料が残らない。
こうした状態は、単にマーケティング施策が足りないから起きているとは限りません。
根本には、対象理解の検証不足があります。
想定していた顧客と、実際に反応している顧客がずれている。顧客が抱えている課題の大きさや緊急度を、社内の仮説だけで捉えてしまっている。導入を決める人、利用する人、影響を受ける人が分かれているのに、それぞれに届く言葉が整理されていない。
その状態で広告や営業資料を整えても、届ける相手の輪郭が曖昧なため、成果につながりにくくなります。
もう一つは、既存事業の型を無自覚に流用してしまうことです。
既存事業でうまくいっている営業トーク、価格の見せ方、ターゲット設定、問い合わせ獲得の方法を、新規事業にもそのまま当てはめる。既存事業の知見は重要です。けれども、新規事業では顧客の認知度も、課題の理解度も、比較対象も異なります。
既存事業で通用した言葉が、新規事業では届かないことがあります。
顧客は、その商品やサービスをまだ探していないかもしれません。課題を課題として認識していないかもしれません。社内で予算化する理由を持てていないかもしれません。
このとき必要なのは、既存事業の型を捨てることではありません。
どこまでが資産で、どこから検証し直すべきかを見極めることです。
施策を増やしても、学習が残らないことがある
新規事業では、早く成果を出すために施策が散発しやすくなります。
展示会に出る。広告を回す。ウェビナーを開く。紹介を頼む。資料を作る。SNSを始める。営業先を増やす。LPを作り替える。
それぞれの施策に意味はあります。
ただ、施策ごとに目的や検証したい仮説が曖昧なままだと、結果が出ても学びが残りません。
反応がなかったときに、ターゲットが違ったのか、言葉が違ったのか、接点が違ったのか、価格が違ったのか、タイミングが違ったのかが分からない。少し反応があったとしても、何に反応したのかが分からない。
その結果、次の打ち手も感覚で決まりやすくなります。
前回は広告が弱かったから、今度は展示会を増やす。展示会でも成果が出なければ、今度は資料を作り直す。資料を作っても反応が変わらなければ、価格を下げる。
打ち手は動いているのに、判断の起点が揃っていない。
この状態では、マーケティング活動が資産になりにくくなります。
新規事業に必要なのは、最初から大きな正解を当てにいくことではなく、小さく試しながら、顧客理解を更新していくことです。施策は、成果を出すためだけではなく、学習するためにもあります。
どの顧客に、どの言葉が届いたのか。どの接点では反応が薄かったのか。何を伝えると商談が前に進み、何を伝えると止まるのか。その情報を次の判断に戻すことで、施策は単発の実行ではなく、学習サイクルになります。
見直すべき構造
新規事業が伸び悩んだときは、まず対象理解を再検証します。
誰が反応しているのか。誰が買ったのか。誰が買わなかったのか。反応した人と、実際に導入した人は同じなのか。問い合わせはあるが受注しない場合、どの段階で違和感が生まれているのか。
BtoBの場合は、利用者と決裁者が異なることがあります。
現場は課題を感じていても、経営や管理部門にとって投資理由が弱い。担当者は必要性を理解していても、社内説明に使える言葉がない。比較検討の場面で、既存の代替手段との差が伝わらない。
BtoCの場合は、興味は持たれていても、継続利用や購入に至る理由が弱いことがあります。
面白そう、便利そう、よさそうという反応はある。しかし、今すぐ使う理由がない。生活や仕事のどの場面に入り込むのかが見えていない。自分ごとになる前に、関心が離れてしまう。
どちらの場合も、見るべきなのは表面的な反応だけではありません。
誰が、なぜ買ったのか。誰が、なぜ買わなかったのか。その差を見ていくことです。
次に、価値の言語化をやり直します。
新規事業では、提供側が言いたい価値と、顧客が受け取る価値がずれることがあります。機能や特徴を説明しているつもりでも、顧客から見ると、自分の課題とのつながりが見えない。既存サービスとの違いを語っているつもりでも、顧客にとっては比較する土俵が違う。
その場合、言葉を整えるだけでは足りません。
顧客が置かれている文脈の中で、何が問題として見えているのか。どのタイミングでその問題に気づくのか。なぜ今、変える必要があるのか。導入後に何が変わるのか。
価値は、提供側の言葉だけで決まりません。
顧客の状況と接続されたときに、初めて意味を持ちます。
接点構造を再設計する
対象理解と価値の言語化を見直したら、次に接点構造を再設計します。
新規事業では、顧客がまだ課題を明確に言語化していないことがあります。そのため、いきなりサービス紹介をしても届かないことがあります。
まず、どの文脈で顧客と出会うのかを考える必要があります。
すでに課題を探している人に届けるのか。まだ課題に気づいていない人に気づきのきっかけをつくるのか。社内で検討を始めた人に、判断材料を渡すのか。導入後の利用イメージを持てない人に、具体的な場面を見せるのか。
接点ごとに、届けるべき情報は変わります。
検索で出会う人には、課題を整理する記事や資料が必要かもしれません。展示会で出会う人には、短い時間で関心を持ってもらう言葉が必要です。営業資料では、社内説明に使える論点が必要です。既存顧客への提案では、これまでの関係性の中で新しい価値をどう位置づけるかが重要になります。
新規事業の顧客は、いきなり購買に向かうわけではありません。
課題に気づき、比較し、社内で話し、使う場面を想像し、導入する理由を探しながら態度を変えていきます。トランジットデザインという社名に含まれる「Transit」には、経由や通過という意味があります。顧客がどの文脈を経由しながら判断に向かうのかを捉えることは、新規事業の接点設計でも重要です。
接点設計とは、単にチャネルを増やすことではありません。
顧客が判断に至るまでの文脈を読み、その途中で必要になる情報を用意することです。
KPIと学習サイクルを持つ
新規事業では、最初から売上だけで判断しようとすると、次の打ち手が見えにくくなります。
最終的に売上や継続利用が重要であることは変わりません。
ただ、立ち上げやテコ入れの段階では、その手前にある学習指標を置くことが必要です。どの対象に反応があるのか。どの課題設定なら会話が進むのか。どの接点で関心が生まれるのか。どの説明で検討が止まるのか。
このような情報を見ずに、売上だけで良し悪しを判断すると、施策の改善点が分かりません。
たとえば、問い合わせが少ない場合でも、対象がずれているのか、言葉が伝わっていないのか、接点が足りないのかで打ち手は変わります。商談があるのに受注しない場合も、価格の問題なのか、導入理由の問題なのか、社内決裁の問題なのかを見分ける必要があります。
KPIは、単なる管理のためだけに置くものではありません。
何を学ぶために見るのかを決めることで、次の判断の起点になります。
小さく検証して、学びを戻す。対象理解を更新する。価値の言葉を直す。接点を組み替える。もう一度試す。
この循環ができると、新規事業のマーケティングは、単発の施策ではなく、事業の判断を前に進める仕組みになります。
経営・事業責任者が見るべきこと
経営者や事業責任者にとって、新規事業の伸び悩みは大きな判断を迫るテーマです。
続けるべきか。投資を増やすべきか。方向転換すべきか。営業を強めるべきか。マーケティングを見直すべきか。場合によっては、撤退を考える必要もあります。
ただ、その判断を売上だけで行うと、早すぎる結論になることがあります。
まだ対象理解が十分に検証されていない段階で、「売れない」と判断してしまう。接点が整っていない段階で、「ニーズがない」と見てしまう。価値の言語化がずれている段階で、「商品が弱い」と結論づけてしまう。
新規事業のテコ入れでは、何が分かっていて、何がまだ分かっていないのかを分けることが大切です。
顧客の課題は確認できているのか。買った人の理由は言語化できているのか。買わなかった人の理由は把握できているのか。社内で継続・撤退・投資判断をするための基準はあるのか。
判断に必要なのは、都合のよい数字だけではありません。
事業として何を学んだのか、次に何を検証すべきなのかが見えていることです。
経営企画・事業支援部門が見るべきこと
経営企画や事業支援部門では、新規事業をどう評価し、どう支援するかが難しくなることがあります。
既存事業と同じ指標で見ると、まだ小さい。売上だけで見ると、投資に見合わない。けれども、現場には手応えがある。顧客からの反応もゼロではない。どこまで支援し、どこで判断するべきかが見えにくい。
このとき必要なのは、新規事業を甘く見ることではありません。
既存事業とは違う段階の指標を持つことです。
立ち上げやテコ入れの段階では、売上だけでなく、対象理解の進み具合、顧客課題の検証状況、価値の言語化、接点の仮説、商談で見えた反応、次に検証する論点を見ていく必要があります。
評価の枠組みがないまま現場に任せると、現場は施策を増やす方向に進みがちです。
一方で、評価が厳しすぎると、まだ学習が必要な段階で事業が止まってしまうこともあります。経営企画や事業支援部門は、数字を管理するだけでなく、何を学べば次の判断に進めるのかを整理する役割を持てます。
新規事業の支援は、正解を外から与えることではありません。
学習の起点を揃え、判断できる状態をつくることです。
商品企画・開発で起きやすい課題
商品企画や開発の現場では、「作ったが売れない」という課題が起きることがあります。
機能は悪くない。技術的にも工夫している。顧客の声を聞いて作った。社内でも期待されている。それでも市場に出すと、思ったほど反応がない。
このとき、商品そのものを大きく変える前に、対象理解を見直す必要があります。
誰の課題を解いているのか。顧客はその課題をどの言葉で認識しているのか。すでに別の方法で解決しているのか。どの場面で不満が生まれているのか。なぜ今、その商品を選ぶ必要があるのか。
BtoBでは、現場担当者が魅力を感じても、決裁者が投資理由を持てないことがあります。
BtoCでは、興味は持たれても、日常の行動に入り込む理由が弱いことがあります。
どちらも、商品が価値を持っていないという話ではありません。価値が、顧客の文脈の中でまだ意味づけられていない可能性があります。
商品企画・開発に必要なのは、作ったものを説明することだけではありません。
顧客がどの文脈でその価値を必要とするのかを見直し、伝え方と接点を組み直すことです。
既存事業の型をどう使うか
新規事業では、既存事業の知見を活かすことが重要です。
すでにある顧客基盤、営業経験、ブランド認知、業界理解、販売チャネル、社内の信頼は、大きな資産です。
ただし、それをそのまま使えるとは限りません。
既存事業で成果が出ている営業トークは、新規事業では前提が伝わらないかもしれません。既存顧客に通じる価値の説明は、新しい顧客には響かないかもしれません。既存チャネルで接点を持てる相手と、新規事業で本当に向き合うべき相手が違うこともあります。
大切なのは、既存事業の型を否定することではありません。
どこまでが資産で、どこからが検証対象なのかを分けることです。
既存の顧客理解は使えるのか。既存の営業プロセスは使えるのか。既存ブランドの信頼はプラスに働くのか、それとも新しい価値を見えにくくしているのか。
この切り分けができると、新規事業のマーケティングは、ゼロからすべてを作る必要がなくなります。同時に、既存事業の延長として誤って進めてしまうリスクも減らせます。
小さく検証するとはどういうことか
小さく検証するとは、少ない予算で何となく試すことではありません。
次の判断につながる問いを決めて、試すことです。
この顧客は本当に課題を持っているのか。この言葉で伝わるのか。この接点で出会えるのか。この資料で社内説明が進むのか。この価格帯で検討に入るのか。この導入事例があると会話が前に進むのか。
問いが決まっていれば、施策の結果から学べます。
問い合わせが少なかったとしても、どの対象に反応があったのかが分かれば次に進めます。商談が止まったとしても、どの説明で止まったのかが分かれば、価値の言語化を見直せます。受注に至らなかったとしても、買わなかった理由が分かれば、対象や接点を修正できます。
反対に、問いがないまま施策を打つと、結果が良くても悪くても次の判断につながりません。
新規事業のマーケティングでは、施策そのものよりも、施策から何を学ぶかを設計することが重要です。
施策を増やす前に、対象理解を見直した例
あるBtoB向けの新規サービスでは、立ち上げ後しばらく、展示会、広告、紹介営業、ウェビナーを並行して進めていました。資料も整え、営業も動いていましたが、問い合わせはあるものの商談化にばらつきがあり、商談に進んでも検討が途中で止まることが続いていました。
当初、社内では「認知が足りない」「営業資料が弱い」「価格が高いのではないか」という議論が中心でした。
ただ、商談記録や失注理由を見直していくと、別の構造が見えてきました。
反応している企業の業種や規模は似ていても、実際に課題を強く感じている部門と、導入を判断する部門がずれていたのです。現場担当者は必要性を感じている一方で、決裁者にとっては「今すぐ投資すべき理由」が言語化されていませんでした。営業資料も、機能や特徴の説明は整理されていましたが、顧客が社内で説明するための文脈までは用意できていませんでした。
そこで、施策を増やす前に、まず対象理解を見直しました。
誰が最初に課題に気づくのか。誰が導入を止めるのか。どの場面で既存のやり方に限界を感じるのか。買った企業と買わなかった企業の違いはどこにあるのか。商談の中で前に進む言葉と、止まる言葉は何か。
この整理をもとに、サービスの価値を「便利な新機能」ではなく、「現場の負担を減らしながら、管理部門が投資判断しやすくなる仕組み」として言い換えました。LPでは機能説明を前面に出すのではなく、導入前に起きている社内のすれ違いを示し、営業資料には決裁者向けの判断材料を追加しました。
あわせて、ウェビナーのテーマも「サービス紹介」から「よくある業務停滞の構造を点検する内容」に変えました。
その結果、すぐに大きな成果を断定できる段階ではありませんでしたが、商談で確認すべき論点が明確になりました。問い合わせ数だけを見るのではなく、どの部門が反応しているのか、誰の言葉で検討が止まっているのか、次にどの接点を直すべきかを判断しやすくなりました。
新規事業のテコ入れでは、施策を増やす前に、何を学べていて、何がまだ分かっていないのかを分けることが重要です。
顧客が見えていないまま打ち手を増やすと、結果が出ても学びが残りません。反対に、対象理解を見直し、価値の言葉と接点を組み直すと、施策は単発の実行ではなく、次の判断につながる材料になります。
新規事業のテコ入れで当社が支援できること
当社は、新規事業のマーケティングを、施策単体の改善ではなく、対象理解、価値の言語化、接点設計、学習サイクルの再設計として支援しています。
まず、現状の前提を整理します。
誰を対象としているのか。どの課題を解いていると捉えているのか。どの接点で出会っているのか。どの言葉で説明しているのか。どの指標を見て、何を判断しているのか。
次に、実際の反応を見直します。
買った人、買わなかった人、商談で止まった人、興味は示したが進まなかった人。それぞれの反応を見ながら、想定顧客と実顧客のずれ、価値の言葉のずれ、接点のずれを整理します。
このとき、事業仮説、商談記録、営業資料、LP、展示会やウェビナーの反応、施策履歴を並べて確認します。どの施策が良かったかを単独で見るのではなく、何を学べていて、何がまだ分かっていないのかを分けていきます。
そのうえで、マーケティングの接点を組み直します。
LP、営業資料、展示会での説明、ウェビナー、コンテンツ、紹介導線、既存顧客への提案など、事業に必要な接点をすべて増やすのではなく、どの接点をどの順番で検証するかを設計します。
マーケティングユニット伴走コンサルでは、これから立ち上げる事業や、伸び悩んでいる新規事業に対して、対象理解から入り、施策が学習につながる状態をつくることを大切にしています。
新規事業の伸び悩みは、短期間で簡単に結論が出るものではありません。
当社は2016年の設立以来、マーケティング、コンテンツ、採用・組織開発の領域で、企業の価値を文脈として言語化する支援を行ってきました。契約継続率90%以上、支援期間平均2年という継続的な関係の中で、短期の施策結果だけでは見えにくい判断軸を整え、事業が何を学び、次に何を検証するべきかを整理する支援を行っています。
次に確認できること
新規事業が伸び悩んでいる場合は、まず現在の施策一覧を見る前に、学習できていることと、まだ分かっていないことを分けてみてください。
想定していた顧客は誰か。実際に反応している顧客は誰か。買った理由と買わなかった理由は見えているか。顧客がどの文脈で課題に気づくのか。どの接点で、どの情報が必要になるのか。
ここが曖昧なまま施策を増やしても、次の判断にはつながりにくくなります。
当社へのご相談では、現在の事業仮説、営業資料、LP、商談状況、施策履歴をもとに、テコ入れの優先順位を一緒に整理します。
新規事業のテコ入れを、顧客理解や接点設計、営業・マーケティングの動き方まで整理したい場合は、マーケティングユニット伴走コンサルの事業ページも確認できます。
信頼性を支える情報
当社は2016年設立以降、マーケティング、コンテンツ、採用・組織開発の領域で、企業の価値を文脈として言語化する支援を行ってきました。
マーケティングユニット伴走コンサルでは、対象理解から入り、顧客がどの文脈を経由して態度を変え、検討に進むのかを整理しながら、施策が単発で終わらない状態をつくることを大切にしています。
新規事業の立ち上げやテコ入れでは、最初から正解を決めきるのではなく、対象理解、価値の言語化、接点設計、KPIと学習サイクルをつなぎ直す必要があります。
契約継続率90%以上、支援期間平均2年という継続的な支援関係の中で、短期的な施策結果だけでは判断しにくい局面に伴走し、事業の判断軸と学習サイクルを整える支援を行っています。